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ペット葬儀に関するコラム

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ペットの最期を迎えるとき~終活の大切さと心の準備~

皆さんは「終活」をしていますか?
終活は、始めるタイミングや年齢に決まりはありません。ご自身が元気なうちに終活の情報収集を行うことで、遺された家族や周囲の人に迷惑をかけずに済みますし、なによりも自分自身のために行う前向きな活動の一つとなります。

それはペットの終活でも同じことがいえます。ペットが生涯「幸せだった」と思ってもらうためにも、ペットの最期をどのようにすべきか事前に考えておくことが飼い主さんの役目でもあります。

ここではペットの最期を迎える上で準備すべきことから、心構えまでご紹介します。

終活とは「人生の終わりのための活動」

終活とは「人生の終わりのための活動」

最近よく耳にする『終活』という言葉は「人生の終わりのための活動」の略です。具体的な活動としては介護、保険、お墓、葬儀、財産分与などを円滑に進めるための計画を立てていきます。

そうすることで、残された家族が背負う負担を少しでも減らすことができるのです。

では、ペットの終活は誰のために行うものなのでしょうか。それはペットのためでもありますし、飼い主さんご自身のためでもあります。

ペットの介護や死の準備をすることはペットのサポートだけではなく、飼い主さん自身の悲しみや焦りなど不安な気持ちを少しでも軽減するためでもあります。そして万が一、飼い主さんに何かあった場合に備えておくことも同時に備える必要があります。

ペットの終活は、ペットと飼い主さんが安心して共に過ごせるような環境を整えることに繋がります。しかし、ペットが病気や急病になった後や、飼い主さんが体調を崩した後に終活を始めるのは遅すぎます。

ですから終活は早めに計画を行い、実行することが大切です。

ペットの終活を行うメリット

ペットの終活を行うメリット

ペットの終活を行うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。

1日1日を大切に過ごすことができるようになる

人間はもちろん、生き物全てにとって1日1日の時間はとても貴重で大切です。特に人間よりもペットは寿命が短いため、ペットの最期を考えることで一緒に過ごす時間をより大切にするようになります。

何気ない毎日のお散歩やじゃれ合い、旅行や記念日のお祝いなど、ペットが喜ぶ時間を一緒に過ごしてあげましょう。

経済的負担を軽減することができる

ペットの病院や供養に関する費用は、他の人の経験談を参考にすることでおおよその予測をすることができます。

事前に必要な経費を把握することで、急な出費による負担を軽減することができます。

ペットロスの軽減

ペットロスが長引く原因の一つが「あのときこうしてあげていたら…」「もっとこうしてあげれば…」といった後悔です。

あらかじめペットが最期を迎えるまでの日々をイメージしておくことができれば、亡くなった後のペットロスを軽減することが可能です。

ペットの終活は思い立った今が大切

ペットの終活は思い立った今が大切

ペットの終活を考える上で、いつから始めるべきか悩む方もいることでしょう。
その答えは「今」です。

終活はできるだけ早い段階から行うことで、なにかあったときも冷静に対応することができます。

ペットも飼い主さんも、いつ、どんなことが起こるかなんて先の未来は全く分かりません。もしかしたら体を壊して入院するかもしれませんし、不慮の事故で亡くなる可能性も決してゼロではありません。

だからこそ、ペットも飼い主さんも元気で気持ちにゆとりがあるときに始めるのが一番ベストと言えるでしょう。

ペットの終活を始める前に調べておくこと

ペットの終活を始める前に調べておくこと

ペットを飼う理由は様々ですが、最後まで責任を持ってお世話をすることが大切です。そのためにもあらかじめ把握しておくべき大切な情報をご紹介します。

ペットの終活を行う前に、これらのポイントをしっかりと事前に調べておくことをおすすめします。

ペットの寿命を知ること

ペットは種類や大きさによって寿命が異なります。そのため、ご自身が飼われているペットがどのくらいの寿命まで生きるのかあらかじめ調べておくようにしましょう。

たとえば犬全体の平均寿命は約14.76歳、猫全体の平均寿命は約15.62歳です。※1またハムスターの平均寿命は約2〜3年、フェレットの平均寿命は約5〜10年と言われています。

しかし個々のライフスタイルなどによっても寿命は異なってきますし、かかりやすい病気によってもペットの寿命は大きく左右されます。そのため、ご自身が飼われているペットがどのくらいの寿命なのか、どのような病気にかかりやすいのかなどを事前に確認しておいてください。

※1.2022年(令和4年)全国犬猫飼育実態調査 結果

生涯かかる飼育費用と医療

飼われているペットが生涯どれくらいの飼育費用と医療費がかかるのか、把握することをおすすめします。

一般社団法人ペットフード協会の「2023年(令和5年)全国犬猫飼育実態調査」によると、犬全体の生涯必要経費が1匹当たり2,446,068円(平均)、猫全体の生涯必要経費が1匹あたり1,498,728円(平均)かかると言われています。

もちろん、毎日与えるフードの金額や医療費等によってかかってくる金額は前後しますが、それでも1ヶ月に最低でも数千円は発生します。もし病気やケガで手術が必要になれば、医療費が高額になることもあります。

ご自身が飼われているペットがおおよそのどれくらい飼育費用や医療費がかかるのか調べておくのも終活をする上で大切なポイントの一つとなるでしょう。

ペットの終活においてすべきこと

ペットの終活においてすべきこと

ペットが亡くなる前の終活において、具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。

ペット保険の見直し

ペットが高齢になると病気やけがにかかるリスクが増え、医療費もかさみます。

ペットの医療費は全額自己負担なため、ペット保険に加入をしていなければ高額な医療費を全額負担しなくてはいけません。だからこそ、若いうちからペット保険への加入を検討することが大切です。

すでにペット保険に加入している場合は、ペットの年齢や健康状態に応じた保険に加入しているのかを確認し、必要に応じて見直しすることをおすすめします。

葬儀や供養方法について考えておく

ペットが亡くなったときの葬儀や供養方法はどのようにするのか、家族全員で決めておきましょう。葬儀の有無、火葬や土葬、供養方法など、事細かなところまで話し合って決めることが大切です。

火葬をする場合は、施設や業者によってさまざまなプランが用意されています。どのプランがよいのか、どんな葬儀会社があるのかなどあらかじめ調べておき、見積りを依頼しておくと比較ができてよいですよ。

【関連記事】 【ペットとの最後のお別れ】ペット葬儀の流れと手順を解説

飼い主さんがいなくなっても…ペットが幸せに暮らせるように

飼い主さんがいなくなっても…ペットが幸せに暮らせるように

もしも飼い主さんご自身に何かあったとき、もしくは突然の死でペットが取り残されてしまうこともあるかもしれません。

そんな万が一に備えておくべきことをまとめました。

ペットに関する情報をエンディングノートに書く

ペットのお世話ができなくなってしまったとき、代わりにお世話をしてくれる人に円滑に情報共有をするためにも、エンディングノートを作っておくとよいでしょう。

ノートにはペットの基本情報を始め、健康状態に関する情報を記載します。たとえばペットの名前、性別、生年月日、予防接種の履歴、病歴、保険加入状況、かかりつけの獣医の連絡先などを記載しておくとよいですね。

また飼い主さんしか知らない情報も追加するとよいでしょう。ペットが好きなおやつや普段の散歩コースなど、細かな情報を記入しておくことで、代わりにお世話をしてくれる人も安心ですし、なによりもペットのためになります。

緊急連絡先やかかりつけの動物病院の情報をまとめる

万が一、飼い主さんに何かあった場合、すぐに連絡を取れる人や場所を事前にまとめておくことも大切です。

かかりつけの動物病院の住所や連絡先、夜間や休日に対応している病院のリスト、救急対応ができる病院などもエンディングノートなどに記載しておくと安心です。

これは終活に限らず、日常生活においても把握しておくことは大切なので、ノートなどに記載して分かりやすい場所に保管をしておくとよいでしょう。

お世話ができなくなったときの引き取り先を検討する

病気や家庭の事情などでペットを飼うことが難しくなった場合、代わりにお世話をしてくれる引き取り先を考えておきましょう。

飼い主さんがいないペットは、基本的に保健所へ連れて行かれてしまう可能性があります。ペットを不幸にしないためにも、あらかじめ引き取り先を検討しておくと安心です。

もしもご家族や親戚、友人などに引き取ってもらえない場合は、ペットの世話を委託することができる制度「ペット信託」を活用するのも一つの手段です。これは口約束ではなく契約を結ぶため、お世話が途中で断られるリスクを回避することができます。

さらに、老犬や老猫のためのホームも選択肢もあります。介護が必要なペットのための施設であり、設備やサービス内容、料金などが異なります。実際に施設を見学し、ペットが幸せに過ごせると思える場所を選ぶことが大切です。

ペットとの日々の過ごし方を考える

ペットとの日々の過ごし方を考える

ペットの終活を行うことで、よりペットとの時間を大切に考える方も多いはずです。

ここではペットが最期に「一緒にいて本当に幸せだったよ」と思ってもらえるように、ペットとお別れするその日までにしておくべきことをご紹介します。

一緒にたくさんの思い出をつくる

ペットは飼い主さんと共に過ごす時間が何よりも宝物です。ペットが元気なうちには、お散歩や旅行など一緒に楽しい思い出をたくさん作りましょう。

そして、ペットとの思い出を残すためにも写真や動画をたくさん撮影しましょう。ペットが亡くなった後、その写真を見ることは初めは辛いかもしれませんが、時間が経つにつれてその大切さに気付くことがあります。

ペットの写真は、きっと飼い主さんの心をいつまでも癒してくれることでしょう。

介護をどうするか

ペットが高齢になると介護が必要になる場合もあります。その際、事前にどのような対応を取るべきか考えておくことが大切です。

多くの飼い主さんが「最期までペットを責任もってお世話する」と思っていらっしゃるかと思いますが、仕事の都合やご自身の健康状態、ライフスタイルの変化などで介護が難しくなってしまうこともあるかもしれません。

その際、ペットの介護ホーム施設を利用するという方法があります。費用はかかりますが、丁寧にペットをお世話してくれます。どの施設がペットに合うかどうか、複数の施設を見学したり、サービス内容を比較してみたりすることをおすすめします。

後悔のない最期を迎えるためにも

後悔のない最期を迎えるためにも

終活はペットと飼い主さんの万が一に備えて、後悔のない最期を迎えるためのものです。そのためお互いが元気なうちに始めることをおすすめします。

また家族であっても、ペットに対する考え方や向き合い方は異なる場合もあります。ペット保険のこと、葬儀や供養のこと、病気の治療方針のこと、介護のこと、全てにおいて後回しにせず、一度話し合って方向性を決めておくようにしましょう。

そして飼い主さんが先に亡くなったとしても、残されたペットが幸せな日々を送れるように、引き取り先を決めておくことやエンディングノートを作成しておくことも大切です。

後悔なく、笑顔で最期を迎えられるように終活をしつつ、ペットと過ごす時間を大切にし、たくさんの思い出を作りましょう。

お客様の声

  • 細やかな気配りをありがとうございました

    細やかな気配りをありがとうございました

    忙しい時期でありながらこちらの希望を聞いてくださり、大変感謝しております。 四十九日にもご丁寧にお手紙をいただき、細やかな気配りに感心いたしました。 また機会あれば、お世話になりたいと思っております。 ありがとうございました。 [続きを読む]

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