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【東京都調布市】ペットが亡くなったらどうすればいい?費用や葬儀内容について
愛しき存在のペットとのお別れは、突然やってきます。
そのとき飼い主さんは、心身辛い中でも最後のお別れをきちんと喪主として行わなければいけません。
しかし初めてペットを飼われた方だと、ペットが亡くなった後の対応方法や手続きは分かりませんよね。特に気持ちも中々ついていかないのが現状かと思います。だからこそ、ペットが元気なうちから「ペットの終活」を頭の片隅にでも入れておくことが必要です。
本記事では、ペット葬儀に関する費用面や葬儀内容について詳しくご紹介します。
ペットが亡くなったらまずすべきこと
ペットが亡くなった時、まず一番初めにすることは「ご遺体の安置」です。少しでもきれいな状態を維持するためにも適切な処置が大切です。
ペットのご遺体の安置方法
私たち人間と同じように、犬や猫などの動物は、息を引き取った後すぐに死後硬直が始まります。もしもこのとき、足がピーンとなってしまっていると、棺などの箱に収まりにくくなるため体を内側に曲げてあげてください。そして目が開いているようでしたら、やさしくまぶたを閉じてあげましょう。
また葬儀までの間、その腐敗の進行を早めないためにも適切な方法で安置する必要があります。まずペットのご遺体を安置する際、必要な持ち物は下記になります。
・段ボール箱やペット用の棺など
・バスタオル、タオル
・ドライアイス、保冷剤
・脱脂綿
・新聞紙やペットシーツ
死後硬直が解け始めると、今度は体が緩み始め排泄物や体液などが漏れてくる恐れがあります。そのためご遺体をきれいに保つためにも、硬く絞ったガーゼやタオルで体を拭いてあげましょう。ペットのご遺体を移動させる際は、遺体が傷付かないようにゆっくり慎重に動かしてくださいね。
段ボールやペット用の棺にご遺体を入れる際は、新聞紙やペットシーツ、もしくはバスタオルなどを敷きます。その後、ご遺体の周りにドライアイスや保冷剤を敷き詰めてください。このときお腹や腰まわりを中心に冷やすとよいでしょう。特に暑い夏の日は、室温管理も重要になります。室内の温度をなるべく低く保ち、冬でも日が当たらない涼しい場所に安置するようにしてください。
【関連記事】 【ペットとの最後のお別れ】ペット葬儀の流れと手順を解説
愛犬が死んだときは『死亡届』の手続きを
愛犬が死亡したときは、死亡後30日以内に死亡届の提出が必要になります。東京都調布市の場合、調布市役所の環境政策課に死亡届の提出を行います。
お仕事の関係や家庭の事情などで来庁できない場合は、電話でのご連絡(電話番号:042-481-7086・708)、もしくはLoGoフォーム(電子申請システム)から手続きができますので必ず行ってくださいね。
ちなみに飼い猫が亡くなった場合、市役所に死亡届の提出は必要ありません。ただし、マイクロチップを装着していた犬・猫の場合は、環境省の「犬と猫のマイクロチップ登録」にて死亡届の提出を行ってください。
【関連記事】 犬の葬儀費用はいくら?必要な手続きから火葬方法について
ペット葬儀の依頼先について
一般的にペット葬儀の依頼先は民間業者になります。
ペット霊園や寺院
ペット霊園や寺院では、ペットの葬儀全般を執り行っています。火葬から納骨・供養まで対応していますので、一箇所で全て行うことが可能です。また場所によっては、お通夜やセレモニープランなどを取り扱っていたり、火葬前にお経を読み上げてもらえるところもあったりします。
ご希望があれば、ペット専用のお墓を建てたり、納骨堂で保管してもらったり、将来的には一緒のお墓に眠ることも可能です。ただしその分、年間管理費等が発生しますし、飼い主さんご自身が亡くなった後誰が管理するのかなど、家族間でよく話し合う必要があるといえるでしょう。
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- 【こんな飼い主さんにおすすめ】
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・人と同じような葬儀を執り行いたい
・一箇所で全て完結したい
訪問ペット火葬(ペット葬儀会社)
専用の特殊車両(火葬炉搭載)でご自宅やご希望の場所まで、葬儀会社のスタッフが訪問してご遺体の火葬を行ってくれます。
もしも自宅周辺や希望の場所での火葬が難しい場合は、近隣トラブル抑止のためにも場所を移動して対応を行ってくれます。
火葬時間は業者やプラン内容によって多少前後しますが、約30分〜2時間前後とされています。また訪問ペット火葬を運営している葬儀会社の多くは、24時間365日対応しているところが多いため、飼い主さんの都合のよい時間帯に合わせて対応してくれるので、愛するペットとのお別れをきちんと執り行うことができますよ。
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- 【こんな飼い主さんにおすすめ】
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・遠方にでかけるのが難しい(ご高齢の方や体の不自由な方)
・なかなか時間が作れない
・自宅で最後のお別れを希望
ペットの火葬の仕方について
ペットのご遺体を火葬する方法として、主に合同火葬と個別火葬の2パターンがあります。
合同火葬は他のペット(動物)と一緒に火葬する方法です。火葬後は合同納骨所や合同墓地などで供養されます。一般的に合同火葬の場合は、遺骨の返骨を行っていませんので注意が必要です。
個別火葬は、お預かりした個々のペットのみの火葬を行います。さらに個別火葬の場合、火葬から収骨までを葬儀スタッフに全ておまかせする「個別一任火葬」と、一連の流れに全て立ち会いを希望する「個別立会火葬」のどちらかを選ぶことが可能です。
個別立会火葬は収骨も飼い主さんが行うのですが、個別一任火葬よりも金額が上がりますので、ご自身が予定している予算内で収まるのか検討してから依頼することをおすすめします。
調布市でペット霊園と訪問ペット火葬の料金比較
東京都調布市でペット葬儀を行う場合、葬儀費用はどのくらいかかるのでしょうか。
下記は調布市のペット霊園と、訪問ペット火葬サービスを運営する「よりそうペット葬」の料金表を比較したものです。
ハムスターなどの小動物
葬儀会社 | 合同火葬 | 個別一任火葬 | 個別立会火葬 |
---|---|---|---|
調布市のペット霊 | 9,900円 | 19,800円(納骨) 23,100円(返骨) | 26,400円(納骨) 27,500円(返骨) |
よりそうペット葬 | 7,980円 | 15,400円 | 17,600円 |
猫・超小型犬
葬儀会社 | 合同火葬 | 個別一任火葬 | 個別立会火葬 |
---|---|---|---|
調布市のペット霊園 | 17,270円 | 24,200円(納骨) 34,650円(返骨) | 45,100円(納骨) 47,300円(返骨) |
よりそうペット葬 | 18,700円 | 22,000円 | 24,200円 |
小型犬
葬儀会社 | 合同火葬 | 個別一任火葬 | 個別立会火葬 |
---|---|---|---|
調布市のペット霊園 | 19,470円 | 26,400円(納骨) 36,850円(返骨) | 47,300円(納骨) 49,500円(返骨) |
よりそうペット葬 | 22,000円 | 25,300円 | 27,500円 |
中型犬
葬儀会社 | 合同火葬 | 個別一任火葬 | 個別立会火葬 |
---|---|---|---|
調布市のペット霊園 | 23,320円 | 31,900円(納骨) 41,800円(返骨) | 52,800円(納骨) 56,100円(返骨) |
よりそうペット葬 | 27,500円 | 30,800円 | 33,000円 |
大型犬
葬儀会社 | 合同火葬 | 個別一任火葬 | 個別立会火葬 |
---|---|---|---|
調布市のペット霊園 | 40,370円 | 50,600円(納骨) 61,600円(返骨) | 71,500円(納骨) 77,000円(返骨) |
よりそうペット葬 | 42,900円 | 46,200円 | 48,400円 |
超大型犬
葬儀会社 | 合同火葬 | 個別一任火葬 | 個別立会火葬 |
---|---|---|---|
調布市のペット霊園 | 50,820円 | 61,600円(納骨) 71,500円(返骨) | 82,500円(納骨) 88,000円(返骨) |
よりそうペット葬 | 62,700円 | 66,000円 | 68,200円 |
※上記金額は税込み表記
調布市のペット霊園の合同火葬の場合、納骨継続使用料2年分(3,520円/税込み)が含まれる料金内容となっています。また個別一任火葬と、個別立会火葬の場合、納骨と返骨で料金が変わってきます。
さらにお通夜プランやその他プランを希望した場合はプラス料金が発生しますし、納骨を希望した場合は継続使用料が発生してきますので、あくまでも上記は最低金額と考えておくべきでしょう。
一方よりそうペット葬の場合は、火葬から収骨までを執り行います。全てのプラン内容には、骨壺・骨袋、お供え用のお菓子、遺骨カプセルが含まれており、追加料金は一切発生しません。
そのため火葬から収骨まではなるべく費用を抑えたいのであれば、よりそうペット葬を検討してみてもよいかもしれませんね。
調布市役所でもペット火葬の対応をしているが…
ペットで飼われていた動物のご遺体の対応は、飼い主さんご自身で行っていただくのが一般的ですが、各自治体(市役所)でペット火葬を依頼することが可能です。
東京都調布市の場合、ごみ対策課(電話番号042-306-8200)で1体3,150円で引き取りを行ってくれます。民間業者と比べるとかなり安く火葬を執り行ってもらうことができますが、合同火葬(慈恵院多摩犬猫霊園)での扱いになるため遺骨の返骨は行っていません。
そのため遺骨の返骨を希望する場合は、ご自身で民間企業に依頼となります。
「費用を最小限に抑えたい」「遺骨の返骨は希望しない」などのお考えであれば、自治体依頼でもよいのかもしれません。しかし、今まで家族同然に過ごしてきた愛するペットとのお別れを果たしてこれでよいのかを、よく検討していただくことをおすすめします。
ペット葬儀でふさわしい服装
ペット葬儀を行う場合、飼い主さんやそのご家族はどのような服装をすればよいのか悩みますよね。
結論、ペット葬儀の場合は「基本的に私服でOK」です。
ペット葬儀は人間の葬儀のような厳格な規則やしきたりはありません。そのため、基本的には普段着で問題ありません。ただし最低限のマナーとして露出の高い服装は控えるようにしましょう。
ただペット霊園や寺院でペット葬儀を行うのであれば、なるべく黒や紺、グレーなどの落ち着いた色合いのものや、シンプルなデザインの服装でいくのが好ましいでしょう。もし悩むのであれば、スーツや喪服でも構いません。
【関連記事】 ペット葬儀は喪服不要で私服OK!マナーや持ち物のチェック
まとめ
本記事では、東京都調布市でペットが亡くなったときの費用面や葬儀内容についてご紹介しました。
ペット葬儀を依頼する際、ペット霊園や寺院、もしくは訪問ペット火葬を選択することになるかと思います。そのときどちらがご自身とペットに合っているのか、予算なども含めてよく検討することをおすすめします。
訪問ペット火葬を運営する「よりそうペット葬」では、24時間365日専任スタッフがペット葬儀に関する相談を随時受付しております。相談料、お見積りは無料ですので、分からないことや気になることなど、お気軽にご相談いただければと思います。
また葬儀の日時はご希望に合わせることができますので、深夜や早朝の火葬もご相談ください。ペット葬儀のプロであるスタッフが心を込めて、大切なペットとのお別れをお手伝いさせていただきます。
お客様の声
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