寄り添うペット葬

通話料無料

24h
365日

0120-990-071

ペット葬儀に関するコラム

ペット葬儀に関するコラム

ペットの遺骨をみんなはどうしてる?自宅保管や納骨などの選択肢について

ペットの死は飼い主さんにとっても、そしてご家族にとっても非常に辛く、しばらくの間は悲しみに暮れることもあるでしょう。

『時間が解決する』という言葉があるように、気持ちが落ち着いてきた頃に「きちんとペットを供養してあげたい」「火葬後の遺骨はどうしたらよいのだろう?」といった悩みがでてくるかもしれません。

本記事では、ペットの火葬後の遺骨をどのように供養したらいいのか、その方法についてまとめました。

どの方法がご自身とペットにとって一番ベストか、ぜひご参考にしてみてください。

ペットの供養方法

ペットの供養方法

一般的なペットの供養方法としては、次のような方法があげられます。

●お墓に納骨する
ペット霊園や寺院に、ペット専用のお墓を建てて納骨する方法や、他のペット達と一緒に供養塔などの合祀型のお墓に埋葬する方法。

●納骨堂に納める
室内に遺骨を収蔵できるスペースがある「納骨堂」に納める方法。

●私有地に埋葬する
自宅の庭や、ご自身が所有する土地に埋葬する方法。

●海に散骨する
骨を粉末状にした遺骨を海に撒いて自然に還す「海洋散骨(海洋葬)」というものがあります。散骨の中で最も多い方法の一つでもあります。

●手元供養をする(自宅保管)
火葬後、骨壺に入った遺骨を自宅で保管する方法。

お墓や納骨堂に供養する場合の方法と費用

お墓や納骨堂に供養する場合の方法と費用

「愛するペットのためにお墓を建てたい」そう思う方もいることでしょう。ここでは、ペットのお墓を建てる際にかかる費用や納骨堂に納める場合の費用をみてみましょう。

お墓の費用は10万円以上

ペットの専用お墓を建てる際には、スペースの確保や墓石の制作などにかかる費用が10〜30万円ほどかかります。また年間管理費用として約3,000〜2万円ほどの費用がかかってきます。

ただし霊園によっては専用のスペースが確保できず、合祀になる場合もありますので、事前に確認することをおすすめします。

一方、他のペットと一緒に入る合祀型のお墓は、費用が1〜2万円程度と比較的安価で管理の手間もかかりません。遺骨を納めて供養したい方は、自分に合った方法を選択すると良いでしょう。

納骨堂の費用は1~35万円程度

遺骨の入った骨壺や遺影、遺品を一緒に安置できる納骨堂では管理の手間がかからず、納骨堂の開館時間内に自由にお参りできるというメリットがあります。

気になる費用面ですが個別タイプで1〜35万円程度、合祀タイプでは5,000〜3万円程度の費用がかかります。また、年間管理費用として1〜3万円かかる場合もありますので、事前に確認が必要です。

ご自宅に遺骨を持ち帰ることが難しい方や、お墓の建設費用を用意できない方にとってはこの供養方法がおすすめです。

人間のお墓にペットは入れる?

一部のペット霊園や寺院では、ペットと一緒に納骨が可能な場合もあります。ペットと飼い主さんが一緒のお墓に入ることもできるため、ペットと永遠に一緒に過ごしたいという方には良い選択肢となるでしょう。

土地や海にペットの散骨するのは法律上問題ないのか?

土地や海にペットの散骨するのは法律上問題ないのか?

火葬をしていないペットの遺体は法律違反

ペットの遺骨や遺体は一般廃棄物として扱われますが、埋葬は私有地のみで行うことができます。ただし私有地以外での埋葬は廃棄物処理法違反となり、罰金や懲役の対象となります。※1もちろん川や海などに遺体を遺棄した場合も同様です。

また、近隣の住民トラブルにも注意が必要です。遺体をそのまま埋葬すると、臭いや害虫の発生などで近隣住民に迷惑をかける可能性があります。周囲の環境や住民の方々に配慮した埋葬方法を検討するようにしましょう。

※1.廃棄物処理法違反について※軽犯罪法違反について※水道汚染について

散骨であれば問題なし

環境省※2から『火葬後の遺骨が廃棄物に該当しない』との見解が示されています。そのため土地や海洋散骨は法律上問題ありません。ただし、どこでも散骨が許されるわけではなく、常識を持って適切なマナーを守ることがとても大切です。

※2.廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)

個人での散骨はしてもよいがマナーは守ろう

ペットの散骨を行う際には、以下の2つの注意点に気を付ける必要があります。

①遺骨を粉骨しておくこと

遺骨が自然に分解されるまでに時間がかかります。特に大型犬などの場合は、遺骨が人骨と誤解される可能性もあるため、大きな骨は細かく砕き「粉骨」にする必要があります。

②迷惑にならない場所で行うこと

法的に散骨が禁止されていませんが、無断で他人の土地に散骨することは避けるべきです。

なぜならば、私有地以外の第三者の土地に散骨をしたい場合は、土地の所有者から承諾を得る必要があるからです。海洋散骨を希望する場合も、人が多い公園や施設、海域や海水浴場は避けるようにしましょう。

海洋散骨にかかる費用は1~30万円

個人で海洋散骨を行うことは可能ではありますが、ヘリコプターや船をチャーターする必要が出てくるので、手間がかかりますし費用面も高額になってしまいます。

そのため海洋散骨を行いたい場合は、ペットの散骨を専門に扱っているペット葬儀会社や、人間とペットの両方の散骨を提供する総合的な葬儀会社にお願いすることが一般的です。

費用面としては、遺族が立ち会わずに業者に依頼する場合は約1〜3万円、遺族が立ち会って船を貸し切りでお願いする場合は約30万円前後かかる場合があります。

自宅で遺骨を管理する方法

自宅で遺骨を管理する方法

「ずっとそばにいて欲しい」「お墓に埋葬しても維持費や管理が難しい」など、さまざまな理由で火葬後、自宅納骨をされている方も多いかと思います。

「このままずっと家に置いておくべきか」と悩む方もいるかもしれませんが、ペットの遺骨の取り扱いに関する法律はありませんので、いつまでも自宅保管することは可能です。

骨壺のまま何年も保管・管理できる?

前述では、いつまでも自宅保管することは可能とお伝えしましたが、ペットの遺骨は人間の遺骨とは異なり、代々管理することは現実的ではありません。立派なお仏壇で管理するのも同様です。そのため最終的には、飼い主さんが責任を持ってペットのお骨を納骨や散骨などの方法で処理する必要があります。

具体的には散骨や納骨を検討していなくても、埋葬の準備としてお骨を粉末化することをおすすめします。そうすることで、その後の対応がスムーズにできるからです。

遺骨は湿気に弱い!保管方法を誤るとカビが発生する

火葬後の遺骨は完全に無菌状態ではありますが、自宅での長期保管中に湿気を吸収し、カビが発生してしまう可能性があります。特に陶器の骨壷の場合、陶器と蓋の隙間から空気中の水分が入ってしまい、内部に湿気が溜まりやすいといわれています。

カビは一度発生すると、瞬く間に遺骨全体に広がってしまう恐れがあり、特に骨袋を使用する場合は、お骨よりも先に骨袋にカビが発生してしまう恐れがあるので注意が必要です。

骨壺の保管方法について

自宅で長期間お骨を保管する場合、以下のような対策が有効です。

  • ・湿度の高い場所に保管しない

  • ・骨壺に吸湿剤(シリカゲル等)を入れる

  • ・骨壷の蓋の周りをマスキングテープや養生テープなどで密閉させる

またカビは酸素がなければ増殖することができないため、密閉パックに包むなどすると外気を遮断することができるのでおすすめです。

ただし骨の大きさによっては、かさばったり、遺骨がボロボロになってしまったりする恐れがあるため、できれば粉末化を検討してみてもよいかもしれません。

遺骨の自宅保管は風水的にはNG!でも何よりも1番は飼い主さんの気持ち

風水は「気」の力を扱うため、遺骨という「死」を連想してしまうものは、運気が下がるといわれています。そのため風水上、動物は自然の摂理に従って土に還すことが一番良いとされています。

また私たち人間と動物では、火葬後の遺骨に宿る想いというものが異なると言われています。

たとえば人間は言葉を話し、意志を持つため魂が肉体に執着します。一方、動物たちはよりシンプルで、彼らは植物と同様に生命を全うします。そのため、摂理に逆らわずに土に返してあげることで良い気を運んでくれるんだそうです。

ただ風水の見解はさまざまです。ペットを火葬後、すぐに遺骨を手放してしまったことで寂しさや落ち込みを感じてしまうのであれば、自ら悪い気を放ってしまうことになります。遺骨を手元に置くことで心が安らぎ、穏やかな気持ちになれるのであれば、その気持ちを第一に尊重することが大切です。

納骨を検討している方は、ペットを火葬後、すぐに納骨しなければいけないわけではありません。ご自宅に帰り、しばらくそばに遺骨と一緒にいることで心の整理がつくのであれば、それが一番よい選択といえるでしょう。

ずっと一緒にいたい…分骨という方法も

自宅で遺骨を管理する方法

「分骨」とは、ご遺骨の一部を取り分けておくことです。

全ての遺骨を合同供養塔への納骨や土中への埋葬、散骨させてしまうと、後から手元にご遺骨を残しておきたいという後悔の念が生じることもあります。

しかし分骨をしておけば、そのような後悔をすることはありません。また、大きな骨壷をずっと自宅に置く必要もなくなり、非常にコンパクトな供養方法となります。

分骨用の容器も様々で、仏具店やメモリアルグッズの通販で取り扱われている専用のものから、雑貨店で売られている小さな瓶や木製の小箱に入れることもできます。

どの方法がベストかゆっくり考えましょう

どの方法がベストかゆっくり考えましょう

本記事では、ペットの遺骨をどのように供養するかについてご紹介しました。ひと昔前では、ペットの遺体は土葬することが一般的でしたが、今ではさまざまな供養や管理方法があります。

どのように供養するか悩むかもしれませんが、一度ご自宅にペットの遺骨を持ち帰り、気持ちを落ち着かせてから今後の供養方法について考えてもよいでしょう。

よりそうペット葬では全てのセットプランに「骨壺、骨袋」はもちろん「遺骨カプセル」が含まれています。骨壺で自宅保管ができますし、お骨一部を遺骨カプセルに入れて保管することも可能です。

また、どのように供養すべきか悩まれるようなことがあれば、いつでも専任スタッフが無料で相談に応じていますので、お気軽にお問い合わせください。

お客様の声

  • 細やかな気配りをありがとうございました

    細やかな気配りをありがとうございました

    忙しい時期でありながらこちらの希望を聞いてくださり、大変感謝しております。 四十九日にもご丁寧にお手紙をいただき、細やかな気配りに感心いたしました。 また機会あれば、お世話になりたいと思っております。 ありがとうございました。 [続きを読む]

ペット図鑑

    記事が見つかりませんでした。