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【東京都江東区】ペット火葬は自治体と民間企業ならどちらが安い?ペット葬儀について
いつも一緒にいて当たり前だった愛するペット。そのペットが亡くなった時、葬儀はどのように執り行えばよいのでしょうか。
本記事では、ペットの葬儀に関する費用面から葬儀内容について詳しく解説します。またペット火葬を依頼する際、自治体と民間企業ならどちらがよいのかもお伝えします。
後悔しないお別れをするためにも、ぜひペット葬儀に関する知識を覚えておいてくださいね。
ペットが死んだときの安置方法について
愛する我が子であるペット。そのペットが亡くなったとき、遺体はすぐに死後硬直が始まり、腐敗が進みます。そのため、葬儀が行われる前にきちんと安置する必要があります。
まずペットの遺体の体制を整えます。筋肉が硬直して体が伸びきっている状態ですと、棺や段ボールに入りきらない場合がありますので、肢をそっと内側に折り曲げてあげてください。そして目が開いていたらそっとまぶたを閉じてあげましょう。もしもまぶたを閉じることができない場合は、ガーゼやハンカチなどをかけてあげてください。
次に体液や糞尿が漏れないように、ガーゼやタオルなどで体を拭いてあげてください。遺体を移動する場合は乱暴に動かさず、優しく慎重に扱うようにしましょう。
安置場所に関しては、なるべく涼しい場所で直射日光に当たらず、湿気がないところを選びましょう。特に夏場は腐敗の進行が早いため、室内はエアコンをかけ室温を一番低く設定してください。またペットの遺体周りに保冷剤を敷き詰めて安置するようにしてください。
ペットの火葬は死後2〜10日以内に行います。ただし夏場やペットの体に外傷や腫瘍がある場合は3日以内に火葬をすることをおすすめします。10日以上自宅に置いてしまうと、腐敗が進み異臭や見た目が悪化してしまいます。
できるだけペットが亡くなったら、火葬の準備を行いましょう。
ペット火葬を依頼する場合は2種類から選ぶ
ペット火葬を行う場合、2つの火葬方法から選択する必要があります。
合同火葬
同時期に亡くなったペットや、飼い主がいない動物たちと一緒に火葬する方法のことを「合同火葬」といいます。そして火葬後は合同墓地で供養されるのが一般的です。
個々に火葬、埋葬しない分費用を抑えることができますが、遺骨を返却してもらうことができません。
費用を抑えたい方や遺骨の返却を望まない方、寂しくないように他のペットたちと一緒に供養してもらいたい方などは、合同火葬を選ばれています。
個別火葬
個別火葬は、ペットの遺体を個々に火葬する方法になります。また個別火葬には、個別一任火葬と個別立会火葬の2種類に分かれています。
個別一任火葬は火葬から収骨までを業者におまかせする方法で、個別立会火葬は業者が作業を行っている横で火葬を見届け、火葬後の収骨を飼い主さんご自身で執り行います。
最後までペットに寄り添いたい方、ご自身で遺骨を供養したい方は個別火葬を選ぶ方が多いです。
ペット火葬は自治体と民間企業の2つに分かれる
ペット火葬を依頼する場合、自治体と民間企業のどちらかに依頼することになります。
江東区役所(自治体)
多くの自治体では、ペットの遺体の引き取りを行っています。東京都江東区の場合、原則としては飼い主さんが処理することをお願いしていますが、やむを得ない場合に関しては有料で引き取りを行っています。
まず江東区清掃事務所に電話をしていただき、引き取りの依頼を行います。依頼できる動物は体重25kg以下となりますので、それ以上の場合はご自身で民間企業に依頼する必要があります。
費用は1頭につき3,000円の手数料が発生します。引き取ったペットの遺体は、専門の業者に引き渡しを行い、合同火葬・共同墓地にて供養されます。そのため火葬後に遺骨を返却してもらうことはできませんので注意が必要です。
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- 【ポイント】
- 安価な費用で抑えることができるが、遺骨の返却ができない。
ペット霊園、寺院
民間企業の一つに分類されるペット霊園は、ペットのための特別な供養施設であり、最後のお別れをする場所です。人が亡くなった際に設けられるお墓や納骨堂と同じように、ペットも同様の供養を行うことができます。
ペット霊園では遺骨を保管し、定期的な供養や法要などの催しを通じペットの霊を追悼します。多くの霊園や寺院では「大法要祭」などの行事が定期的に開催され、僧侶による読経が行われることが一般的です。
霊園では「お墓」「納骨堂」の選択肢があり、お墓は個々の墓石に遺骨を納めるための場所、納骨堂は専用の箱に遺骨を収める施設となります。
一般的にペット専用のお墓の場合は約10~30万円、人と一緒に入れるお墓は約70~130万円かかり、納骨堂の場合、他のペットたちと共に同じ場所に遺骨を納める合祀タイプで約5,000~3万円、個別に骨を納める個別タイプでは約1~35万円かかります。さらに年間管理費も発生してきますので、お墓や納骨堂で供養を希望する場合は、家族間で予め相談することをおすすめします。
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- 【ポイント】
- 火葬から供養までの葬儀全般を1箇所で執り行うことができ、丁寧な葬儀が行える。ただし費用が高額なことと、お墓や納骨堂で供養する場合は毎年管理費が発生するため、家族間での相談は必要不可欠である。
訪問ペット火葬(ペット葬儀会社)
民間企業である訪問ペット火葬(ペット葬儀会社)は、火葬炉を搭載した特殊車両で依頼先のご自宅や希望する場所まで訪れ、ペットの遺体を火葬するサービスを行っています。
このサービスは住宅密集地などでの配慮も考慮されているので、迷惑にならない場所まで移動して火葬を行うこともできます。また火葬する場所も選ぶことができるので、ペットとの思い出の場所での火葬を規模数ることも可能です。
火葬の所要時間は、ペットの大きさやプラン内容によって異なりますが、約30分〜2時間程度になります。長時間拘束されることがないため、飼い主さんの負担が少なく済みますし、遠方に出向くこともないため、高齢の方や身体の不自由な方、お仕事などで時間が取れない方にとっては便利なサービスといえるでしょう。
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- 【ポイント】
- 自宅や希望の場所まで業者が来てくれるので、ペットとの思い出の場所でお別れをすることができる。また自宅を希望した場合は、移動する必要がないため飼い主さんの心身的な負担も軽減することができる。
江東区役所(自治体)と民間企業ならどちらが安い?
東京都江東区でペット火葬を依頼する場合、江東区役所(自治体)と民間企業であればどちらが最も安くお願いができるのでしょうか。
下記の表は、各依頼先で火葬をお願いした場合の平均費用をまとめたものです。
火葬方法 | 猫 | 犬 | ||
---|---|---|---|---|
自治体 | 合同火葬 | ¥3,000 | ||
ペット霊園、 寺院 | 個別一任火葬 | ¥24,436~ | ||
個別立会火葬 | ¥44,936~ | ¥45,507~ | ||
合同火葬 | ¥16,250~ | ¥17,250~ | ||
訪問ペット火葬 | 個別一任火葬 | ¥26,840~ | ||
個別立会火葬 | ¥32,820~ | |||
合同火葬 | ¥22,420~ |
※税込価格
※上記費用は、各種火葬方法の料金を平均で算出したものです。ペットの種類や大きさによって金額は変わりますし、各葬儀会社によっても料金が前後してきます。あくまで目安としてお考えください。
最安値でペット火葬を依頼するのであれば、自治体である江東区役所でお願いするのが費用を抑えることができます。ただし前述でもお伝えしましたが、個別火葬を行うことができないので、遺骨の返却をしてもらうことができません。
「家族だからこそ、きちんとお別れ(供養)したい」「遺骨は持ち帰りたい」などの要望があるのであれば費用はかかってしまいますが、民間企業に依頼するのが望ましいでしょう。
東京都江東区でペット葬儀会社を選ぶポイント
東京都江東区で良心的なペット葬儀会社を選ぶ上で、抑えておきたい5つのポイントがあります。
1.葬儀会社の信頼性と評判
ペット葬儀会社の信頼性を確認するためにも、ウェブサイトや口コミサイトなどで他の利用者の評価や感想を調べることをおすすめします。また、施設が提供するサービスやスタッフの対応についても確認しましょう。
2.プラン内容
各ペット葬儀会社を比較する際、ペット葬儀の形式や内容についてご自身の希望に合ったサービスを提供しているか(火葬のみか、セレモニーも含めるかなど)を確認しましょう。
3.施設の設備や場所
施設や火葬炉を搭載した車が清潔であるか、また設備の充実度を確認しましょう。また、アクセスがしやすい場所にあるか、ご自宅や規模する場所まで来てくれるのか、送迎はあるのかの有無なども調べておくとよいでしょう。
4.スタッフの対応
ペット葬儀に関する問い合わせをした際、飼い主さんの気持ちに寄り添いながら丁寧な対応をしてくれるかを確認しましょう。ペットに対する敬意や思いやりが感じられるかも重要です。
また飼い主さんの希望に沿ったプラン内容を提案してくれるかも合わせてチェックしましょう。もしも少しでも「自分には合わないな」と感じたのであれば、他の葬儀会社も視野に検討しましょう。
5.料金について
費用に関する明確な見積もりを提示してくれるのか確認しましょう。ホームページに書かれていない、もしくは小さく書かれた隠れたオプション料金などはないか、また支払い方法やキャンセル料の有無なども事前に確認しておくと安心です。
訪問ペット火葬を依頼するなら「よりそうペット葬」がおすすめ
「自宅で葬儀を行いたい」「丁寧な葬儀をしたいけど、なるべく費用を抑えたい」などのご希望がある飼い主さんは、ぜひ訪問ペット火葬サービスを取り扱う『よりそうペット葬』をご検討してみてはいかがでしょうか。
よりそうペット葬では、飼い主さん一人ひとりのニーズにお応えできるように心がけており、その一環として24時間365日専任のスタッフが受付対応を行っています。
早朝深夜に火葬をご希望の方にも迅速に対応を心がけ、大切なペットとの最後のお別れをサポートさせていただきます。
また料金体系も明確で分かりやすく、追加料金も一切発生しません。
プランは「引き取り合同葬」「引き取り個別葬」「家族立ち会い葬」の3つをご用意。料金はペットのご遺体の体重に基づいて設定されています。
例えば猫やトイプードルといった小型犬の場合は、引き取り合同葬18,700円(税込)、引き取り個別葬22,000円(税込)、家族立ち会い葬24,200円(税込)でご案内しております。
詳しくはペット別の料金プランでご確認ください。もちろん、猫や小型犬以外にもハムスターなどの小動物から、ゴールデンレトリーバーなどの大型犬まで対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
ペット火葬を依頼する際、自治体と民間企業のどちらかを選ぶ場合、金額重視であれば「自治体」が圧倒的に費用を抑えることができます。
ただ亡くなったペットの葬儀(火葬)は1回しか行うことができません。そのとき飼い主さんが後悔することなく、納得のいく葬儀を執り行うことがなによりも大切です。
どこで依頼するのがご自身にとってもペットにとっても良いのか、今一度よく検討してから依頼先を選ぶことをおすすめします。
よりそうペット葬では、相談料・見積もりは無料でご案内しています。ペット葬儀関連に関する些細な疑問や質問等も随時受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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