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ペット葬儀に関するコラム

ペット葬儀に関するコラム

ペット葬儀は自宅でもできる?訪問火葬のメリットとデメリット

大好きなペットが亡くなったとき、できれば慣れ親しんだ自宅で葬儀を希望したいと考えている飼い主さんも多いことでしょう。

本記事では、ペット葬儀は自宅で行うことは可能なのか、また火葬は個人でもできるのか、訪問火葬におけるメリットとデメリットについて分かりやすく解説します。

自宅でのペット葬儀は可能?

自宅でのペット葬儀は可能?

自宅でペットの葬儀を行うことは可能ですが、宗派や儀式の取り扱い、そして手順について悩むこともあるでしょう。

ここでは、異なる宗派の考え方や儀式、自宅葬儀におけるメリット、デメリットについて説明します。

ペット葬儀に宗派はある?

一般的に、ペットの葬儀は宗派に関連する決まりごとや枠組みがありません。私たち人間の葬儀とは異なり、ペットの葬儀の場合は無宗派で行われることが一般的だからです。そのため、飼い主さん自身の希望に基づいて葬儀を行うことができます。

ただし、一部の葬儀業者は寺院や僧侶を手配することがあります。そのため利用する際は確認が必要です。

主な宗派として「浄土宗」「浄土真宗」「真言宗」「律宗」「法相宗」「天台宗」「華厳宗」「天台宗」「融通念仏宗などが挙げられますが、これらはあくまで一般的な枠組みであり、ペットの葬儀に特有の宗派は存在しません。

キリスト教徒の場合、ペットの葬儀は通常行われませんが、希望する場合は自宅でのお別れの儀式や、専門の斎場での供養が行われることもあります。また、教会や牧師による供養も選択肢の一つです。

ペットの供養は自宅や霊園で行うこともできますが、納骨堂を利用することでよりきちんとした管理が行われ、安心して供養することができます。

自宅でのペット葬儀のメリット

ペットを自宅で供養する上で、大きく分けて3つメリットがあります。

①毎日供養することができる

自宅での供養は、ペットの骨壷を手元に置いておくことができます。そのため、日常の中でペットを供養することが可能です。またお墓参りに行かなくてもよいため、ペットとの絆を日々感じることができます。また、ペットとの別れから立ち直るためのグリーフケアとしても有効です。

②管理費がかからない

ペット霊園や専用の施設で供養を依頼する場合、毎年の管理費が発生することがあります。しかし、自宅供養ではそのような費用がかかりません。初期費用は必要ですが、その後はほとんど費用がかからないため、経済的負担を軽減できます。

③他の供養に変更しやすい

自宅供養ではペットの骨壷が手元にありますので、他の供養方法に変更することが比較的容易です。

例えば、ペット霊園や合同のお墓に入る場合、返骨が難しいことがありますが、自宅供養ではそれが可能です。そのため、最終的な供養方法に悩んでいる場合や引っ越す可能性がある場合でも、自宅供養を選択される方が多いです。

自宅でのペット葬儀のデメリット

自宅でペット葬儀を行う場合、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。ここではそのデメリットについてご紹介します。

①同居人等への配慮が必要

自宅でペットの骨壷を供養する場合、同居人への配慮が欠かせません。同居家族や恋人などの共同生活者がいる場合、遺骨を自宅に置くことに対する意見や考え方が異なることがあります。

トラブルを避けるためには、事前にしっかりと話し合うことが重要です。

②後継者がいない場合は準備が必要

自宅でペットの骨壷を管理する場合、飼い主さんが入院や亡くなった後の管理が課題となります。同居人や後継者がいない場合、遺骨の管理や供養方法についてあらかじめ準備しておく必要があるでしょう。

③スペースや配慮の問題

自宅内にペットの骨壷を置くことで、スペースの問題や近隣住民への配慮が生じる可能性があります。また、駐車場の確保や参列者のおもてなしなど、様々な配慮が必要となります。

④ペットロスが長引く可能性

遺骨を自宅で供養することで、ペットロスの痛みが長引く可能性があります。遺骨が目の前にあることでペットとの絆を強く感じる一方、その存在がペットロスの回復を妨げる場合もあります。必要に応じて、他の葬送方法への変更も検討する必要性があるでしょう。

自宅でのペット葬儀にはこれらのデメリットがありますが、事前の準備や周囲との良好なコミュニケーションを通じて、これらの問題を解決することができるでしょう。

自宅でのペット葬儀は可能?

自宅でのペット葬儀は可能?

突然の不幸に直面したとき、心が動転し不安になりますよね。まずは落ち着いて、一歩ずつ進むことが大切です。たくさんのことを一度に考えるよりも、自分でできることから始めてみましょう。

最愛のペットが亡くなり「何から始めればいいのかわからない」という方も多いかと思いますが、なによりもまずはペットが穏やかに旅立てるよう、可愛らしく美しい姿で最後の準備を整えることが必要です。

ペットの体を清めてからお手入れをする

ペットが亡くなったとき、最後のお世話としてペットの体を清潔に保つことが大切です。

まずは、まぶたや口を閉じさせ、身体全体の汚れを優しく拭き取りましょう。特に口や鼻、お尻などから体液や汚れが出ている場合は、丁寧に清潔にしてあげてください。

このときガーゼやタオルを使い、柔らかく湿らせてから拭き取ると良いでしょう。また、骨壷に収める際にスムーズにできるよう、体の硬直が始まる前に手足を内側に折り曲げる姿勢に整えることも大切です。

ペットの体を清めたら、愛着のあるタオルや毛布を敷いてやさしく寝かせてあげましょう。死後硬直が始まる前に、手足を丸めるように内側に折り曲げてあげることで、後々のお世話がスムーズになります。
その際、汚れている箇所はきれいに拭き取り、ブラッシングをしてあげることも忘れずに行ってあげてくださいね。口や鼻、お尻周りなどの体液が漏れ出す可能性がある部分は特に丁寧に清潔にしてあげましょう。

ペットの最後のお世話は、愛情を込めて丁寧に行うことが大切です。

冷却と安置方法について

ペットが亡くなった後は、適切な冷却と安置方法が重要です。

まず、ペットの体をきれいに清めたら、直射日光の当たらない風通しの良い場所に安置します。その際、段ボール箱やケージの中にビニールシートやペットシートを敷き、薄手のタオルやお布団の上に寝かせましょう。

もし必要であれば、ビニール袋に入れた氷や保冷剤を使って頭部やお腹を冷やします。特に夏場は体液の漏れが早くなるため、冷却を重点的に行うことが大切です。冷却する際は、保冷剤や氷はタオルなどで包んで直接ペットの体に触れないようにします。

次に、遺体を棺に入れて安置します。遺体の大きさに合ったサイズの箱や棺を使用し、中にはペットシーツやタオルなどを敷いて体液の漏れを防ぎます。遺体は時間が経つと腐敗してしまうため、ドライアイスや保冷剤を使って冷やす必要があります。ただし、直接ペットの体に当てないように注意してください。

冷却方法によって安置できる期間が異なりますが、ペットの体格や室温によっても変わりますので、適切な対策を行いましょう。 遺体を棺に入れ、適切な冷却を行うことで、ペットをきれいな状態で安置することができますよ。

ペットの火葬は自分でもできる?

ペットの火葬は自分でもできる?

愛するペットが亡くなったとき、一部の飼い主さんの中には「自ら火葬を行いたい!」と考える方もいるかもしれません。特に小さなペットを飼っている方にとっては、そう思う方も多いことでしょう。

しかし、火葬を自ら行うことは法律上許可されていない場合がほとんどです。ここではなぜ個人間でペットを火葬してはいけないのか理由の解説に加え、どのような方法であれば弔うことができるのか合わせてご紹介します。

個人でのペット火葬は法律違反になる

ペットの遺体を自宅で火葬することは法律上許可されていません。
実際「廃棄物の処理及び清掃に関する法律※1」によれば、家庭で廃棄物を勝手に焼却することは禁止されており、ペットの遺体を自宅で火葬することは違法行為になるのです。

ペットの遺体は法律上「一般廃棄物」に分類されるので、自宅でペットの遺体を焼却することは、一般廃棄物の処理方法に関する法律に違反することになります。

たとえば、ペットの大きさや種類に関係なく、自宅で火葬することは認められていません。さらに、自宅に焼却炉がある場合でも、一定の構造基準を満たしていない場合は使用することができません。
もしも法律違反を犯してしまうと、懲役や罰金が科せられる可能性があります。また、ペットの遺体を焼却することで有毒ガスや臭いが発生し、近隣住民に迷惑をかけることにもなってしまいます。

これらのことからペットの火葬を行う際は、適切な設備と技術を持ち、法律に基づいた方法で火葬を行う自治体や専門業者に依頼することをおすすめします。

※廃棄物の処理及び清掃に関する法律

個人で行うペット火葬は技術的に難しい

飼い主さんご自身でペットの火葬を行うことは、技術的にも難しいといえます。その理由は、ペット火葬炉の温度調整やにおい、煙の処理など、専門的な知識と設備が必要だからです。

ペット火葬炉の温度としては約800〜1,000℃で、ペットの種類や大きさによっても温度を調整する必要があります。このとき温度調整ができないと適切な焼却が行われず、骨がうまく残らない可能性があるからです。また逆に温度が高すぎれば骨が残らず、温度が足りない場合は十分に焼けない可能性もあります。

その結果、中途半端な状態で焼かれてしまい、ペットにとって不快な状態になってしまうのです。

さらに火葬時のにおいや煙の問題も挙げられます。火葬炉としては、焼却する部分とにおいを処理する部分の2段階構造になっており、火葬によるにおいや煙を抑える仕組みがあります。しかし、これと同等の対策を素人が行うことは難しいため、個人でペットの遺体を火葬するとトラブルを引き起こす可能性があります。そのため、ペットをご自身で火葬するのは技術的にも難しいといえるでしょう。

適切な火葬を行うのであればやはり、専門の業者に依頼することが適切といえます。

個人でできる葬送は土葬のみ

ペットを自分で弔う方法として火葬は法的、そして技術的に難しいですが、土葬ならば個人で行うことは可能です。

①自宅の庭に土葬する方法

穴を深く掘って遺体の下に石灰を敷き、遺体の上にも石灰を被せてから土を被せます。腐葉土を使用することで、ペットの遺体の分解を助ける効果があるといわれています。ただし、食べ物やおもちゃを一緒に埋めると荒らされる可能性があるため注意が必要です。

②プランターを使用した「プランター葬」

小さな動物に適しており、庭がなくても可能です。陶磁器製のプランターを用い、遺体を土に埋めて土を被せます。ただし、穴が浅いため掘り返されやすいので定期的な確認が必要です。また、遺体が土に還るまでに時間がかかるため、花の植え替えが難しいこともあります。

  • POINT
    ペットの土葬を私有地以外で行うことは法律違反です。公園や他人の土地など、私有地以外でペットの遺体を埋めることは、廃棄物処理及び清掃に関する法律に抵触します。
    これは、公共の利益を損なう行為であり、軽犯罪法に基づき処罰されます。したがって、適切な方法でペットを弔うためには、地域の規定や法律を遵守し、適切な手続きを行う必要があります。

自宅でペット葬儀するなら訪問火葬がおすすめ

自宅でペット葬儀するなら訪問火葬がおすすめ

個人での火葬は法律違反にあたりますし、土葬に関してもいろいろな制限があることから、一番安心してペットとのお別れができる方法はなにがあるのでしょうか。

ここではペット葬儀の一つである「訪問火葬」について解説します。

訪問火葬とはどんなペット葬儀なの?

訪問火葬サービスは、専門業者が飼い主さんの自宅を訪問し、ペットの火葬を行うサービスです。お客様のご自宅の駐車場やお庭、または自宅前などで火葬を行うことができます。必要に応じて業者がペットを引き取り、火葬を依頼することも可能です。

ペットの訪問火葬は、従来の霊園火葬に比べて飼い主さんの負担が少ないですし、特にご高齢の方や体が不自由な方、忙しい方にとっては便利な方法の一つです。火葬車がご自宅まで訪れ、安全な場所で火葬が行われるため、ご自宅や近隣へのご迷惑を気にする必要がありません。

その他にも、ペットの訪問火葬では飼い主さんの希望に合わせて火葬を行うことができるため、時間に制約されずにペットを送り出すことができます。移動が困難な方や忙しい方にとって、非常に便利なサービスといえるでしょう。

ペットの訪問火葬は2種類

ペットの訪問火葬には2種類あり「訪問火葬」と「引き取り火葬」があります。

訪問火葬においては、専用の火葬車が飼い主さんの自宅や、飼い主さんが指定した場所に訪問し、ペットの火葬を行います。

この方法は火葬車に必要な設備が整えられており、火葬する際の火力や処理が適切に行われます。また安全かつ環境に配慮した火葬が行われるため、飼い主さんとしては安心してペットを送り出すことができます。

一方、引き取り火葬は火葬業者がペットのご遺体を引き取り、飼い主さんの自宅から離れたところで火葬を行う方法です。

火葬業者がペットを引き取ってから専門施設で火葬を行うので、火葬が困難な場合や火葬場に出向けない飼い主さんにとって便利な方法といえるでしょう。さらに丁寧に火葬が行われますし、ご返骨もされるのできちんとペットを送り出すことができます。

これらの方法の選択は、飼い主さんの状況や希望によって異なります。出張火葬は、自宅で火葬を希望する方や火葬のプロセスを見送りたい方に向いています。一方、取引火葬は火葬場に出向けない方や火葬の手間を軽減したい方に適しているといえるでしょう。

ペット訪問火葬の気になる料金について

私たち人間の葬儀の場合では、お通夜や告別式などの儀式が行われ、費用もそれに伴うものが多く含まれます。しかし、ペットの葬儀ではお通夜などの儀式があまり一般的ではないため、費用の大半は火葬代にかかります。

ここでは「よりそうペット葬」の葬儀プランを例に見てみましょう。

「よりそうペット葬」の葬儀プラン

上記プランを見ても分かる通り、火葬にかかる費用が全体の大部分を占めています。またプランによって費用が異なり、合同火葬が最も安い価格設定になっています。

引き取り個別葬や、家族立ち会い葬の場合においては、ご遺骨の返骨や家族で火葬を見守ることができます。

そのため飼い主さんご自身がどのような葬儀を行いたいかによって、料金が異なってくることからよく考える必要があるといえます。

訪問火葬におけるメリットについて

①施設や霊園まで足を運ばなくてよい

飼い主さんが希望する場所で火葬が行えます。そのため、ご高齢者や足の不自由な方でも、ペットと最後のお別れをすることができます。

また移動や手続きにかかる負担を軽減できるので、ペットとお別れする最後の時間を後悔することなく過ごすこともできます。

②思い出の場所で火葬することが可能

ペットの訪問火葬では、業者に希望の場所を事前に指定することが可能です。思い出の場所でペットとお別れしたい飼い主さんにとっては特に有難いサービスといえるのではないでしょうか。

火葬場所は後のトラブルにつながらないよう慎重に選ばれますが、訪問火葬の業者はペットとのお別れを悔いなく迎えられるようサポートしてくれます。

③24時間対応してくれる

多くのペット霊園は夜には閉園しますが、一般的に多くの訪問火葬業者においては夜間でも対応しています。

急にペットが亡くなってしまった場合や、飼い主さんの都合が夜間に限られる場合でも、迅速な対応を行ってもらうことが可能です。なかには24時間対応の業者も多く、ペットのお別れの儀式をご希望の日時に行うことができます。

訪問火葬におけるデメリットについて

①納骨や埋葬は自己責任

火葬後の納骨や埋葬に関する手続きは飼い主さんが行わなければいけません。適切な方法や場所を選ぶため、飼い主さんは慎重に検討する必要があるといえるでしょう。

②火葬場所の確保が必要

近隣住民の迷惑を避けるため、広い場所での火葬を計画する必要があります。地域の規制や法律を遵守しつつ、適切な場所を選ぶことが重要といえます。ただ多くの業者は、事前に火葬場所に適したところを調べてから訪問されることが多いため、心配な場合は業者に相談してみるとよいでしょう。

③天気による影響

訪問火葬は屋外で火葬を行うため、雨天時には火葬が中止される可能性があります。また、雨によって火葬の時間が長引くことも考えられるため、事前に天候を確認し対策を行う必要があります。

④予算の心配

ペット火葬にかかる費用については、施設や火葬プラン、ペットの体重などによって変わってきます。ハムスターなどの小さな小動物でも最低5,000円から、小型犬や猫の場合は最低でも1万5千円以上はかかってきてしまいます。

ペットの訪問火葬サービスにおける需要

近年、ペット火葬場の建設が困難になっていることから、民間のペット葬儀業者が火葬を引き受けているケースが増えています。これらの葬儀業者は、火葬場を運営するだけでなく、ペットの訪問火葬車としてもサービスを行っています。

火葬場と訪問火葬車のどちらを選択するかは、飼い主さんの考え方によります。ペットのお見送りを後悔しないためにも、ご家族で火葬プランを話し合うことが大切です。

よりそうペット葬でも、訪問火葬に対応しており24時間365日いつでも専門のスタッフが相談に対応しています。深夜や早朝のご予約も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

飼い主さんが納得できる葬送方法を選びましょう

飼い主さんが納得できる葬送方法を選びましょう

事情があって火葬場に行けない場合でも、愛するペットをきちんと供養したいですよね。そんなときは訪問火葬が頼りになります。

私たちよりそうペット葬では、訪問火葬車での「引き取り合同葬」を始め「引き取り個別火葬」「家族立ち会い葬」を提供しており、飼い主さんのご希望に合わせてできる限り対応しております。

また24時間365日いつでも専門スタッフがご相談を受け付けていますので、ペット葬儀に関することならお気軽にお問い合わせくださいね。

お客様の声

  • 細やかな気配りをありがとうございました

    細やかな気配りをありがとうございました

    忙しい時期でありながらこちらの希望を聞いてくださり、大変感謝しております。 四十九日にもご丁寧にお手紙をいただき、細やかな気配りに感心いたしました。 また機会あれば、お世話になりたいと思っております。 ありがとうございました。 [続きを読む]

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